あそぼう、異世界の島
制作者:
さんぽ
小説設定:
|
連続投稿: 不可
|
投稿権限:
全員
概要
異世界に転生した主人公が、親切な住人と絆を深めながらスローライフを送る…のだが、チート能力でとてつもない家具ばかり手に入れてしまう。
「……これ、本物なんだね」
リラが、おずおずと玉座の背もたれを指でなぞる。
夕陽が傾いてきて、王座の金飾りが反射して、白い砂浜がオレンジ色と金色でキラキラしてる。
「ねえ、リラ。この島に、こういうのを欲しがる人とかいないのか?」
「いないよ。だって、みんな畑と海があれば十分だもん」
リラはあっけらかんとして言った。
彼女の服は、麻みたいなゴワゴワした生地で、潮風で少し白っぽくなっている。
その素朴な姿が、この島の生活を感じさせる。
「でもさ、これ、すごく重そう。どうやって運ぶの?」
「……確かに」
俺は椅子をじっと見た。
ただの椅子じゃない。玉座と呼ぶのに相応しい大きさと装飾である。
「……動かせるかな」
《自動運搬機能が有効化されました》
また、頭の中にあの電子音が響いた。
すると、豪華な玉座の脚から、ニョキッと四つの小さな車輪が生えてきた。
「うわっ!? 走った!」
リラが飛びのく。
玉座は、砂の上を滑るように動き出し、勝手に島の奥へと進んでいく。
「待て、どこ行くんだよ!」
俺たちは慌てて、勝手に走り出した王様の椅子を追いかけた。
リラが、おずおずと玉座の背もたれを指でなぞる。
夕陽が傾いてきて、王座の金飾りが反射して、白い砂浜がオレンジ色と金色でキラキラしてる。
「ねえ、リラ。この島に、こういうのを欲しがる人とかいないのか?」
「いないよ。だって、みんな畑と海があれば十分だもん」
リラはあっけらかんとして言った。
彼女の服は、麻みたいなゴワゴワした生地で、潮風で少し白っぽくなっている。
その素朴な姿が、この島の生活を感じさせる。
「でもさ、これ、すごく重そう。どうやって運ぶの?」
「……確かに」
俺は椅子をじっと見た。
ただの椅子じゃない。玉座と呼ぶのに相応しい大きさと装飾である。
「……動かせるかな」
《自動運搬機能が有効化されました》
また、頭の中にあの電子音が響いた。
すると、豪華な玉座の脚から、ニョキッと四つの小さな車輪が生えてきた。
「うわっ!? 走った!」
リラが飛びのく。
玉座は、砂の上を滑るように動き出し、勝手に島の奥へと進んでいく。
「待て、どこ行くんだよ!」
俺たちは慌てて、勝手に走り出した王様の椅子を追いかけた。
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