一少年の夏休み
制作者:
あさり
短文
小説設定:
|
連続投稿: 可
|
投稿権限:
全員
概要
小学5年生アキトがおばあちゃんのいる田舎にやって来た一夏の体験談。
ノスタルジックな気分になれるお話になれたらなーと思います。
登場人物
アキト:小学5年生。父に連れられて東京から田舎のおばあちゃんのところにやってきた。
僕は麦わら帽子をかぶって、サンダルで縁側から飛び降りた。 「あまり遠くに行くなよー」 お父さんの声が背中越しに聞こえたけど、僕は「はーい」と適当に返事して、田んぼのあぜ道をまっすぐ進んだ。
暑い。セミの声がシャワーみたいだ。 田んぼと、雑木林。それしかない。
しばらく行くと、本当に小さな神社があった。 鳥居は赤色がはげてるし、石段にはコケがびっしり。
(うわ、なんか出そう……)
でも、ここまで来ちゃったし。僕は石段を数えながら登った。 境内の奥には、古びたお社がポツンとあるだけ。 シーンとしてて、さっきまでのセミの声が嘘みたいだ。
「……だれか、いんの?」
思わず声が出た。 そしたら、お社の影から、ガサッて音がした。
暑い。セミの声がシャワーみたいだ。 田んぼと、雑木林。それしかない。
しばらく行くと、本当に小さな神社があった。 鳥居は赤色がはげてるし、石段にはコケがびっしり。
(うわ、なんか出そう……)
でも、ここまで来ちゃったし。僕は石段を数えながら登った。 境内の奥には、古びたお社がポツンとあるだけ。 シーンとしてて、さっきまでのセミの声が嘘みたいだ。
「……だれか、いんの?」
思わず声が出た。 そしたら、お社の影から、ガサッて音がした。
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