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ウマ娘 トレセン学園の七不思議(?)

制作者: Ryo-n
小説設定: | 連続投稿: | 投稿権限: 全員

概要

第3話 消えた足跡とタキオンの秘密
Ryo-n
2025年11月26日 11:58 | 64
二人はゆっくりとトレーニングマシンに近づいた。

ウォッカが小声で囁く。
「なあ、スカーレット。変だと思わないか?」

「何がよ」

「音は確かに聞こえたのに、このマシン……冷たいんだ」

ウォッカはトレーニングマシンのグリップに手を当てた。使った直後なら、熱が残っているはずだ。でも、触れた金属は夜の冷気そのままだった。

スカーレットも気づいたようだ。
「本当ね。それに、床も綺麗すぎる。誰かが使ったなら、少しは足跡や汗が……」

その時、二人の背後で再び音が鳴った。

ガチャン、ガチャン……。

「今度は反対側!?」

二人が振り返ると、30メートルほど離れた別のマシンが音を立てていた。でも、やはり誰もいない。

「待って、ウォッカ!これ、もしかして……」

スカーレットは何かに気づいたようだった。しかし、その言葉を遮るように、トレーニング場の照明が一斉に消えた。

「うわっ!停電!?」

「違うわ!誰かがスイッチを……!」

真っ暗闇の中、二人は背中合わせになった。月明かりだけが、わずかに周囲を照らしている。

「スカーレット、さっき何に気づいたんだ?」

「……音の間隔よ。規則正しすぎる。まるで録音したものを流しているみたい」

なるほど、とウォッカは思った。確かに、本当に誰かが使っているなら、もっと不規則な音になるはずだ。

「じゃあ、これって……」

「ええ。誰かが意図的に、この『七不思議』を演出している可能性があるわ」

その瞬間、トレーニング場の入口付近で何かが動いた気配がした。

「誰かいるぞ!」

ウォッカが駆け出そうとした時、スカーレットが腕をつかんだ。

「待ちなさい!罠かもしれない!」

「でも!」

「それより、さっきタキオン先輩のドリンクが盗まれたって言ってたわよね?あれ、何色だったか覚えてる?」

「えっ?確か、紫っぽい……」

スカーレットは月明かりの中、トレーニングマシンの足元を指差した。

「見て。これ」

そこには、わずかに光る紫色の液体の痕が残っていた。
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このパートからの分岐 (1)
犯人!?

「やっぱりタキオン先輩の薬だ! この怪しい光り方、間違いないぜ!」 ウオッカが大きな声で叫ぶと、入...

レュー レュー
12/01 11:55
全階層の表示(5件)
第1話 ウォッカ&スカーレット 探偵コンビ誕生!! Ryo-n 1 76
・トレセン学園の夕暮れ。オレンジ色の空の下、ウオッカとダイワスカーレットはため息を...
第2話 夜のトレーニング場に潜入だ! レュー 0 55
・「よーし、それじゃあ作戦会議だ!」 ウオッカは食堂の隅のテーブルに二人分のドリ...
第3話 消えた足跡とタキオンの秘密 Ryo-n 0 65
・二人はゆっくりとトレーニングマシンに近づいた。 ウォッカが小声で囁く。 「なあ...
第4話 犯人!? レュー 0 69
・「やっぱりタキオン先輩の薬だ! この怪しい光り方、間違いないぜ!」 ウオッカが...
NEW 第5話 解決!? Ryo-n 0 57
・「…え?」 ウォッカとスカーレットは、同時に間の抜けた声を出した。 理科準備...
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