白銀の檻、暖炉の密室
制作者:
クロマル
文芸
小説設定:
|
連続投稿: 不可
|
投稿権限:
全員
概要
室内だけで話が進む「クローズド・サークル」ミステリーです。
誰でもご自由に参加ください
■登場人物
相馬(私):職業探偵
鬼頭:刑事
御子柴:不動産王
九条:年齢職業不詳の美女
毒島:研究者?
鈴木:サラリーマン
誰でもご自由に参加ください
■登場人物
相馬(私):職業探偵
鬼頭:刑事
御子柴:不動産王
九条:年齢職業不詳の美女
毒島:研究者?
鈴木:サラリーマン
暖炉の炎が、豪田の背中に突き刺さったナイフの柄を鈍く光らせている。私は吸い寄せられるように一歩足を踏み出した。
「そこまでだ、相馬」
太い腕が私の胸の前にヌッと差し出された。鬼頭だ。
暖炉の逆光で、彼の大柄なシルエットがさらに巨大に見える。
「現場保存は鉄則だ。探偵ごっこに付き合ってる暇はないぞ」
「ごっこ、は心外だな。3年前の連続放火事件、警察が行き詰まっていたところを解決に導いたのは誰だった?」
私の言葉に、鬼頭の太い眉がピクリと動いた。 彼は一度大きく息を吐き出し、葉巻の煙のような白いため息を漏らす。
「……お前の勘と推理力が鋭いことは認める。あの時の借りは忘れていない」
鬼頭の声のトーンがわずかに下がった。そこには、かつての戦友に向けるような色が混じっている。 だが、彼はすぐにその腕を下ろすことなく、私を鋭く見据えた。
「だがな、ここは俺の管轄だ。俺は刑事で、お前は民間人だ。この線引きだけは譲れん。馴れ合いで現場を荒らさせるわけにはいかないんだよ」
頑固な男だ。しかし、その実直さが彼という刑事を形作っているのも知っている。 私は両手を挙げて、降参のポーズをとった。
「わかったよ。触りはしない。ただ、遠目から観察するくらいは許してくれ。犯人がこの空間にいる以上、こっちだって自分の身を守るために情報は欲しい」
「そこまでだ、相馬」
太い腕が私の胸の前にヌッと差し出された。鬼頭だ。
暖炉の逆光で、彼の大柄なシルエットがさらに巨大に見える。
「現場保存は鉄則だ。探偵ごっこに付き合ってる暇はないぞ」
「ごっこ、は心外だな。3年前の連続放火事件、警察が行き詰まっていたところを解決に導いたのは誰だった?」
私の言葉に、鬼頭の太い眉がピクリと動いた。 彼は一度大きく息を吐き出し、葉巻の煙のような白いため息を漏らす。
「……お前の勘と推理力が鋭いことは認める。あの時の借りは忘れていない」
鬼頭の声のトーンがわずかに下がった。そこには、かつての戦友に向けるような色が混じっている。 だが、彼はすぐにその腕を下ろすことなく、私を鋭く見据えた。
「だがな、ここは俺の管轄だ。俺は刑事で、お前は民間人だ。この線引きだけは譲れん。馴れ合いで現場を荒らさせるわけにはいかないんだよ」
頑固な男だ。しかし、その実直さが彼という刑事を形作っているのも知っている。 私は両手を挙げて、降参のポーズをとった。
「わかったよ。触りはしない。ただ、遠目から観察するくらいは許してくれ。犯人がこの空間にいる以上、こっちだって自分の身を守るために情報は欲しい」
人気のリレー小説
みんなが注目している作品
感想