白銀の檻、暖炉の密室
制作者:
クロマル
小説設定:
|
連続投稿: 可
|
投稿権限:
全員
概要
室内だけで話が進む「クローズド・サークル」ミステリーです。
誰でもご自由に参加ください
■登場人物
相馬(私):職業探偵
鬼頭:刑事
御子柴:不動産王
九条:年齢職業不詳の美女
毒島:研究者?
鈴木:サラリーマン
誰でもご自由に参加ください
■登場人物
相馬(私):職業探偵
鬼頭:刑事
御子柴:不動産王
九条:年齢職業不詳の美女
毒島:研究者?
鈴木:サラリーマン
御子柴は、ラウンジの一番奥にある革張りのソファを陣取っていた。
立ち上る葉巻の煙が、彼の顔の前に薄い膜を作っている。その向こう側から、値踏みするような視線が相馬に向けられていた。
「手短に頼むぜ。俺は一刻も早く部屋に戻って休みたいんだ」
御子柴が足を組み替える。イタリア製だろうか、光沢のある革靴が暖炉の火を反射してギラリと光る。
「では単刀直入に。犯行時刻、どこで何をしていましたか?」
「部屋だ。201号室。夕食のあと、ずっと一人で商談の資料を読んでいた」
相馬が手帳にペンを走らせる。
「誰か、それを見た人は?」
「いないな。だが、ルームサービスで氷を頼んだ。フロントに記録があるはずだ」
御子柴は太い指で葉巻の灰を落とす。その指にはまった巨大な金の指輪は、悪趣味なほど大きく、まるで拳銃の引き金のように見えた。
「疑うなら勝手にしろ。だがな、俺はこのペンションごとここを買い取るつもりだったんだ。オーナーを殺して得をするのは、借金まみれのオーナー自身か、あるいは……」
彼は視線だけで、部屋の隅にいる九条の方を指し示した。
立ち上る葉巻の煙が、彼の顔の前に薄い膜を作っている。その向こう側から、値踏みするような視線が相馬に向けられていた。
「手短に頼むぜ。俺は一刻も早く部屋に戻って休みたいんだ」
御子柴が足を組み替える。イタリア製だろうか、光沢のある革靴が暖炉の火を反射してギラリと光る。
「では単刀直入に。犯行時刻、どこで何をしていましたか?」
「部屋だ。201号室。夕食のあと、ずっと一人で商談の資料を読んでいた」
相馬が手帳にペンを走らせる。
「誰か、それを見た人は?」
「いないな。だが、ルームサービスで氷を頼んだ。フロントに記録があるはずだ」
御子柴は太い指で葉巻の灰を落とす。その指にはまった巨大な金の指輪は、悪趣味なほど大きく、まるで拳銃の引き金のように見えた。
「疑うなら勝手にしろ。だがな、俺はこのペンションごとここを買い取るつもりだったんだ。オーナーを殺して得をするのは、借金まみれのオーナー自身か、あるいは……」
彼は視線だけで、部屋の隅にいる九条の方を指し示した。
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