キング オブ バトル
制作者:
クロマル
小説設定:
|
連続投稿: 可
|
投稿権限:
全員
概要
二人の主人公がひたすら戦う小説
バトルテンプレを多用して、エンドレスバトルをやっていきたいと思います
■登場人物
氷室 迅(ひむろ・じん):刃のような身のこなし。計算尽くの戦い方をする天才。
豪田 鋼牙(ごうだ・こうが):まさに“剛”の象徴。圧倒的な力でねじ伏せるタイプだが、繊細な部分も持ち合わせる
バトルテンプレを多用して、エンドレスバトルをやっていきたいと思います
■登場人物
氷室 迅(ひむろ・じん):刃のような身のこなし。計算尽くの戦い方をする天才。
豪田 鋼牙(ごうだ・こうが):まさに“剛”の象徴。圧倒的な力でねじ伏せるタイプだが、繊細な部分も持ち合わせる
「……ぐっ……あ……」
針が深く、筋肉に突き刺さる。
体が動かねぇ。糸が皮膚に食い込んで、熱い。
でも、この程度の痛み……あの日、あの瞬間に比べりゃ、マシな方だ。
(……雨。土の匂い。血。全部、最低だ)
俺は昔、ただの札付きのワルだった。
拳を握れば、誰だってひれ伏す。それが気持ちよかった。
でも、そんな俺にも、たった一人だけ、笑いかけてくれる奴がいた。
「鋼牙くんは、本当は優しいね」
幼馴染の「サキ」。
アイツは、俺の馬鹿げた力を怖がらなかった。
アイツを守るためなら、何だってできると思ってた。
「……ば、ばかなっっっ!!!」
現実は、クソだ。
俺の喧嘩に巻き込まれたサキを助けようとして……俺は、力を制御できなかった。
俺が相手を投げ飛ばした拍子に、鉄骨が崩れた。
サキを助けようと、俺は全力でその鉄骨を掴もうとした。
だが、俺の剛力は、掴んだ鉄骨を飴細工みたいにひしゃげさせちまった。
俺の手は、サキを救うんじゃなく、サキの逃げ道を塞いだんだ。
「……あ……」
瓦礫の下で冷たくなっていくサキの手。
俺がもっと器用だったら。俺にこんな力がなかったら。
それからの人生は、ただの地獄だ。
真っ当に生きようとしたさ。
でも、引越しのバイトをすれば家具を握り潰し、工事現場に行けば重機より先に床をぶち抜く。
「化け物」「破壊魔」「役立たず」
どこへ行っても、俺の居場所はなかった。
俺の拳は、壊すためにしか使えねぇんだ。
(だったら……壊し続けてやるよ。この、クソみたいな世界を!)
流れ着いたのが、この地下格闘場。
ここはいい。壊せば壊すほど、拍手がもらえる。
俺にふさわしい、泥沼の底だ。
「……クク。ハハハ……!!」
豪田の喉から、絞り出すような笑い声が漏れる。
刺さった針が、ミシミシと音を立てて震え始めた。
豪田「……氷室。テメェの過去は知らねぇが……。俺を止めたきゃ、魂ごと削り取ってみせろッ!!」
迅「な、なにぃーーーー!?」
豪田の全身の筋肉が、さらに膨張する。
刺さっていた五本のチタン針が、内側からの圧力に耐えきれず、弾け飛んだ!
バキンッ! バギンッ!
迅「……ば、ばかなっっっ!!! 氷狼の牙を……筋肉だけで弾き飛ばしただと!?」
豪田「……それがお前の全力か? 笑わせるなッ!!」
豪田の背後の空間が、ゆらりと歪む。
それは、怒りか、悲しみか。
どす黒い闘気が、壊れた天井を越えて、天まで届きそうなほどに噴き上がった。
針が深く、筋肉に突き刺さる。
体が動かねぇ。糸が皮膚に食い込んで、熱い。
でも、この程度の痛み……あの日、あの瞬間に比べりゃ、マシな方だ。
(……雨。土の匂い。血。全部、最低だ)
俺は昔、ただの札付きのワルだった。
拳を握れば、誰だってひれ伏す。それが気持ちよかった。
でも、そんな俺にも、たった一人だけ、笑いかけてくれる奴がいた。
「鋼牙くんは、本当は優しいね」
幼馴染の「サキ」。
アイツは、俺の馬鹿げた力を怖がらなかった。
アイツを守るためなら、何だってできると思ってた。
「……ば、ばかなっっっ!!!」
現実は、クソだ。
俺の喧嘩に巻き込まれたサキを助けようとして……俺は、力を制御できなかった。
俺が相手を投げ飛ばした拍子に、鉄骨が崩れた。
サキを助けようと、俺は全力でその鉄骨を掴もうとした。
だが、俺の剛力は、掴んだ鉄骨を飴細工みたいにひしゃげさせちまった。
俺の手は、サキを救うんじゃなく、サキの逃げ道を塞いだんだ。
「……あ……」
瓦礫の下で冷たくなっていくサキの手。
俺がもっと器用だったら。俺にこんな力がなかったら。
それからの人生は、ただの地獄だ。
真っ当に生きようとしたさ。
でも、引越しのバイトをすれば家具を握り潰し、工事現場に行けば重機より先に床をぶち抜く。
「化け物」「破壊魔」「役立たず」
どこへ行っても、俺の居場所はなかった。
俺の拳は、壊すためにしか使えねぇんだ。
(だったら……壊し続けてやるよ。この、クソみたいな世界を!)
流れ着いたのが、この地下格闘場。
ここはいい。壊せば壊すほど、拍手がもらえる。
俺にふさわしい、泥沼の底だ。
「……クク。ハハハ……!!」
豪田の喉から、絞り出すような笑い声が漏れる。
刺さった針が、ミシミシと音を立てて震え始めた。
豪田「……氷室。テメェの過去は知らねぇが……。俺を止めたきゃ、魂ごと削り取ってみせろッ!!」
迅「な、なにぃーーーー!?」
豪田の全身の筋肉が、さらに膨張する。
刺さっていた五本のチタン針が、内側からの圧力に耐えきれず、弾け飛んだ!
バキンッ! バギンッ!
迅「……ば、ばかなっっっ!!! 氷狼の牙を……筋肉だけで弾き飛ばしただと!?」
豪田「……それがお前の全力か? 笑わせるなッ!!」
豪田の背後の空間が、ゆらりと歪む。
それは、怒りか、悲しみか。
どす黒い闘気が、壊れた天井を越えて、天まで届きそうなほどに噴き上がった。
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