カナトとサンタの村
制作者:
冬至梅
小説設定:
|
連続投稿: 不可
|
投稿権限:
全員
|
完結数: 25話で完結
概要
12月ですので、クリスマスをテーマにした物語を考案してみました。
どうぞお気軽にご参加ください。
【あらすじ】
北極にあるサンタクロースの村。
この年のクリスマス、サンタクロースは世界中の「いい子」のうち三人に届くチケットを作りました。手にした子どもはクリスマスイブにサンタの村に招待され、「その子にとって一番素晴らしいプレゼント」を受け取れるのです。
【主人公】
聖沢カナト:11歳の物静かな少年。両親が離婚調停中で、母親の実家で寂しいクリスマスを迎えようとしている。
どうぞお気軽にご参加ください。
【あらすじ】
北極にあるサンタクロースの村。
この年のクリスマス、サンタクロースは世界中の「いい子」のうち三人に届くチケットを作りました。手にした子どもはクリスマスイブにサンタの村に招待され、「その子にとって一番素晴らしいプレゼント」を受け取れるのです。
【主人公】
聖沢カナト:11歳の物静かな少年。両親が離婚調停中で、母親の実家で寂しいクリスマスを迎えようとしている。
家に入ると、台所から煮物の香りがふわりと漂い、カナトはおばあちゃんと無口なおじいちゃんと三人でちゃぶ台を囲みました。
湯気の立つ煮物、ほくほくとした里いも、きんぴらごぼう。どれもおじいちゃんが育てた野菜を、おばあちゃんが丁寧に料理したものです。見た目は地味な茶色ですが、口に運ぶと、優しい土の香りと素朴な旨みが広がりました。
けれど、カナトは食べながら、ずっとポケットの中に意識が向いていました。あの金色のカードがひっそりと潜んでいて、布越しでも、ほんのりとした温かさが肌に伝わります。
こんな不思議なものを見つけたことを、おばあちゃんたちに話したほうがいいのか、胸の奥でそわそわと迷いが広がります。でも、口を開こうとすると、言葉はすぐに消えてしまい、カナトはそっと視線を落としたまま、黙ってもう一口を運びました。
湯気の立つ煮物、ほくほくとした里いも、きんぴらごぼう。どれもおじいちゃんが育てた野菜を、おばあちゃんが丁寧に料理したものです。見た目は地味な茶色ですが、口に運ぶと、優しい土の香りと素朴な旨みが広がりました。
けれど、カナトは食べながら、ずっとポケットの中に意識が向いていました。あの金色のカードがひっそりと潜んでいて、布越しでも、ほんのりとした温かさが肌に伝わります。
こんな不思議なものを見つけたことを、おばあちゃんたちに話したほうがいいのか、胸の奥でそわそわと迷いが広がります。でも、口を開こうとすると、言葉はすぐに消えてしまい、カナトはそっと視線を落としたまま、黙ってもう一口を運びました。
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