カナトとサンタの村
制作者:
冬至梅
小説設定:
|
連続投稿: 不可
|
投稿権限:
全員
|
完結数: 25話で完結
概要
12月ですので、クリスマスをテーマにした物語を考案してみました。
どうぞお気軽にご参加ください。
【あらすじ】
北極にあるサンタクロースの村。
この年のクリスマス、サンタクロースは世界中の「いい子」のうち三人に届くチケットを作りました。手にした子どもはクリスマスイブにサンタの村に招待され、「その子にとって一番素晴らしいプレゼント」を受け取れるのです。
【主人公】
聖沢カナト:11歳の物静かな少年。両親が離婚調停中で、母親の実家で寂しいクリスマスを迎えようとしている。
どうぞお気軽にご参加ください。
【あらすじ】
北極にあるサンタクロースの村。
この年のクリスマス、サンタクロースは世界中の「いい子」のうち三人に届くチケットを作りました。手にした子どもはクリスマスイブにサンタの村に招待され、「その子にとって一番素晴らしいプレゼント」を受け取れるのです。
【主人公】
聖沢カナト:11歳の物静かな少年。両親が離婚調停中で、母親の実家で寂しいクリスマスを迎えようとしている。
掛け時計の針が、ゆっくりと時を刻んでいました。
カチ、カチ、という乾いた音が、誰もいない居間に響きます。
午後7時55分。
カナトはダウンジャケットを着込み、縁側に出ていました。足元には霜が降りていて、靴の裏からじんわりと冷たさが伝わってきます。
北極へ行くなんて、やっぱり夢物語かもしれない。
心のどこかでそう思いながらも、ポケットの中のカードがカイロのように熱を発し続けていることが、カナトをこの場所に留まらせていました。
やがて、遠くの寺の鐘がゴーンと鳴り響き、午後8時を知らせました。
その時でした。
世界から音が消えたような静寂と共に、頭上がふわりと明るくなりました。 カナトが見上げると、夜空の雲が音もなく裂け、そこから青白い光の柱が真っ直ぐに庭へと降りてきました。
光の中を、何かがゆっくりと降りてきました。 滑らかな流線型をした、銀色の円盤のような乗り物。金属のようでいて、シャボン玉のように透き通っても見えます。 乗り物は静かに、カナトの目の前の畑にふわりと着陸しました。
「ゆ…UFO?」
カナトは呆気にとられ、白い息を漏らしました。 サンタクロースが来るはずではなかったのか。銀色の船の一部が、音もなく開きました。中から眩しいほどの光が漏れ出し、 そして、一人の人物が姿を現しました。
カチ、カチ、という乾いた音が、誰もいない居間に響きます。
午後7時55分。
カナトはダウンジャケットを着込み、縁側に出ていました。足元には霜が降りていて、靴の裏からじんわりと冷たさが伝わってきます。
北極へ行くなんて、やっぱり夢物語かもしれない。
心のどこかでそう思いながらも、ポケットの中のカードがカイロのように熱を発し続けていることが、カナトをこの場所に留まらせていました。
やがて、遠くの寺の鐘がゴーンと鳴り響き、午後8時を知らせました。
その時でした。
世界から音が消えたような静寂と共に、頭上がふわりと明るくなりました。 カナトが見上げると、夜空の雲が音もなく裂け、そこから青白い光の柱が真っ直ぐに庭へと降りてきました。
光の中を、何かがゆっくりと降りてきました。 滑らかな流線型をした、銀色の円盤のような乗り物。金属のようでいて、シャボン玉のように透き通っても見えます。 乗り物は静かに、カナトの目の前の畑にふわりと着陸しました。
「ゆ…UFO?」
カナトは呆気にとられ、白い息を漏らしました。 サンタクロースが来るはずではなかったのか。銀色の船の一部が、音もなく開きました。中から眩しいほどの光が漏れ出し、 そして、一人の人物が姿を現しました。
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