読み込み中...

その時、〇〇がこう言った

制作者: さんぽ
小説設定: | 連続投稿: | 投稿権限: 全員

概要

第1話 世界が終わる三分前
さんぽ
2025年12月22日 15:19 | 54
世界が終わる三分前、駅前の自販機だけが普通に稼働していた。
赤く光る「つめた〜い」の文字は、空に走る亀裂にも、逆流する雲にも、まるで興味がないらしい。

アスファルトは脈打ち、ビルの影からは得体の知れない何かが覗いている。
人々はすでに避難を終え、残っているのは、遅刻常習犯と、諦めの悪い猫とーー缶コーヒーを握りしめた男だけだった。

男の名は霧島。
元プログラマーで、現・無職。
世界を救う使命も、予言も、選ばれし血筋も、何一つ持っていない。

ただ一つあるのは「ここまで来たら、どうせ碌なことにはならない」という直感だけだった。

空が完全に裂け、
向こう側から「概念そのもの」が滲み出してくる。

猫が鳴いた。
自販機がガタンと音を立てた。
霧島は缶を開け、一口飲み、苦笑した。

そして――その時、霧島はこう言った。
この小説をシェア
このパートからの分岐 (1)
あれを見ずには終われない

「ONE PIECEの最終回、読みたかったなぁぁぁぁ!!」 その声は、轟音を立てて崩れ落ちるビルの音さえも...

蒼月(そうげつ) 蒼月(そうげつ)
12/23 11:27
全階層の表示(11件)
第1話 世界が終わる三分前 さんぽ 0 55
・世界が終わる三分前、駅前の自販機だけが普通に稼働していた。 赤く光る「つめた〜い...
第2話 あれを見ずには終われない 蒼月(そうげつ) 0 44
・「ONE PIECEの最終回、読みたかったなぁぁぁぁ!!」 その声は、轟音を立てて崩れ...
第3話 確実に二次創作 さんぽ 0 36
・「大丈夫よ――世界が終わる前に、私が全部の最終回を書いてあげる。作者が死んでも、物...
第4話 最後に残るもの クロマル 0 33
・「俺の……俺の最終回?……そんなの、わかんねぇよ」 霧島は、その言葉を口の中で転が...
第5話 デバッグ作業は猫の手も借りたい ケンヂ 0 35
・「おい、そこの無職。貴様の人生、デバッグしてやろうか?」 猫は、鳴き声の代わり...
第6話 待て さんぽ 0 38
・「待て」 たった二文字。 だが、その瞬間。 世界が本気で困惑した。 空に走...
第7話 朝焼け クロマル 0 29
・「この物語の続きは、俺が死ぬまで『未完』のままだ!」 霧島が叫んだ言葉は、裂け...
第8話 考察勢 さんぽ 0 32
・「すみませーん! その未完宣言、さっきからトレンド一位なんですけど!!」 息を...
第9話 伏線は、あなた自身 蒼月(そうげつ) 0 17
・「――あるわよ、伏線」 マヤは静かに微笑んだ。その笑顔には、長年本を読み続けてき...
NEW 第10話 未完という名の続き ケンヂ 0 14
・「「終わらせなくていい」」 二人の声が重なった。 猫が目を見開く。女子高生がス...
第5話 猫の手を借りた さんぽ 0 28
・「……その原稿、まだ第一稿だろ。オチ弱いから書き直し」 世界が止まった。 霧島...
コメント
コメントを投稿するにはログインしてください。

ユーザー登録でみんつぐをもっと楽しもう!

お気に入りの小説の更新通知が届く

フォローした作家の新作をすぐに確認

好きな作品にいいね・コメント

感動を作者に直接届けられる

マイページで投稿を管理

自分の作品やいいねを一覧で確認

小説を書いてリレーに参加

新作を始めたり続きを自由に書ける

気になる作家をフォロー

好きな作家の新作をすぐチェック

分岐ツリーで展開を可視化

ストーリーの分岐を一目で確認

他にもみんつぐを楽しく便利に使う機能が充実!

無料で新規登録

すでにアカウントをお持ちの方は