その時、〇〇がこう言った
制作者:
さんぽ
小説設定:
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連続投稿: 可
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投稿権限:
全員
概要
ジャンルも何もかも自由ですが、その話の最後は「その時、〇〇(人物名)はこう言った」で締め、ぶっ飛んだ言葉で次話を始めてみたいです。
「すみませーん! その未完宣言、さっきからトレンド一位なんですけど!!」
息を切らして駆け寄ってきた女子高生は、制服のままスマホを掲げていた。
画面には、霧島の顔写真――ではなく、さっきまで空に流れていた赤いログと、彼の叫び声が切り抜き動画として再生されている。
《#未完の最終回》
《#無職が世界を止めた日》
《#最終回拒否系主人公》
「ちょ、待て待て待て」
霧島は両手を振った。
「なんで拡散されてんだよ!? 世界、今リブート中じゃなかったのか!?」
「してますよ?」
女子高生は即答した。
「でも“完全初期化”じゃなくて、“引き継ぎあり再起動”だったみたいで。あと、さっきから世界観設定がちょいちょい雑になってます」
猫が頭を抱える。
「やっぱりか……! 未完エンドは“続編フラグ”を内包するから、物語耐性の高い個体が流入してきやがった……!」
「物語耐性?」
マヤが首を傾げる。
女子高生はにっ、と笑った。
「はい! 私、考察勢です! この世界、絶対まだ伏線残ってますよね?」
息を切らした女子高生は、ずいっと霧島の目の前にスマホを突き出した。
画面には、空に流れていた赤いログのスクリーンショット、そして霧島の叫び声を文字起こしした謎のまとめサイト。
《未完宣言=強制ループ回避フラグ説》
《猫=管理AI説、ほぼ確定》
《書店の女=読者視点の化身では?》
「……いや待て待て待て」
霧島は頭を押さえた。
「なんで世界が終わりかけた直後に、考察文化だけ復活してんだよ」
「そこが一番不自然ですよね!」
女子高生は目を輝かせる。
「普通、世界が再起動したら記憶リセット入るはずなのに、私たち“気づいた側”だけ残ってるんですよ!」
猫が低く唸った。
「……やはり観測者が増殖している。未完エンドは危険なんだよ」
マヤが霧島を見る。その目には、不安よりも、どこか楽しげな色が宿っていた。
「それじゃあ、伏線回収していきましょうよ」
「そんなもの本当にあるのか?」
訝しむ霧島。
その時、マヤはこう言った。
息を切らして駆け寄ってきた女子高生は、制服のままスマホを掲げていた。
画面には、霧島の顔写真――ではなく、さっきまで空に流れていた赤いログと、彼の叫び声が切り抜き動画として再生されている。
《#未完の最終回》
《#無職が世界を止めた日》
《#最終回拒否系主人公》
「ちょ、待て待て待て」
霧島は両手を振った。
「なんで拡散されてんだよ!? 世界、今リブート中じゃなかったのか!?」
「してますよ?」
女子高生は即答した。
「でも“完全初期化”じゃなくて、“引き継ぎあり再起動”だったみたいで。あと、さっきから世界観設定がちょいちょい雑になってます」
猫が頭を抱える。
「やっぱりか……! 未完エンドは“続編フラグ”を内包するから、物語耐性の高い個体が流入してきやがった……!」
「物語耐性?」
マヤが首を傾げる。
女子高生はにっ、と笑った。
「はい! 私、考察勢です! この世界、絶対まだ伏線残ってますよね?」
息を切らした女子高生は、ずいっと霧島の目の前にスマホを突き出した。
画面には、空に流れていた赤いログのスクリーンショット、そして霧島の叫び声を文字起こしした謎のまとめサイト。
《未完宣言=強制ループ回避フラグ説》
《猫=管理AI説、ほぼ確定》
《書店の女=読者視点の化身では?》
「……いや待て待て待て」
霧島は頭を押さえた。
「なんで世界が終わりかけた直後に、考察文化だけ復活してんだよ」
「そこが一番不自然ですよね!」
女子高生は目を輝かせる。
「普通、世界が再起動したら記憶リセット入るはずなのに、私たち“気づいた側”だけ残ってるんですよ!」
猫が低く唸った。
「……やはり観測者が増殖している。未完エンドは危険なんだよ」
マヤが霧島を見る。その目には、不安よりも、どこか楽しげな色が宿っていた。
「それじゃあ、伏線回収していきましょうよ」
「そんなもの本当にあるのか?」
訝しむ霧島。
その時、マヤはこう言った。
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